空気中には、数多くの細菌が存在します。
その細菌は、酸素の存在により増殖します。
歯に被せ物をしたり、詰め物をする際に患者様の歯にピッタリのものを入れないと隙間の酸素を糧に細菌が歯の中で増殖し、歯が腐ったり、折れたりして、最後には抜歯することになるのです。
また歯科で使用する様々な器具、金属やセメント、ポイントや薬剤などの材料は、選択・使用法・使用箇所により 予後に大きな差異が生じてきます。
この差異を生じさせるのがやはり酸素です。
当院では この酸素を出来る限り歯の中に残さないよう 各治療の段階において従来歯科で行われている、「見えないから良いだろう」、「この方が早く終わるから」といった酸素が多く含まれる治療法は選択せず、患者様が健康で長く噛むことの出来るような治療法を行っています。
当院では、手間を惜しまず、患者様の歯にピッタリの根っこの治療や詰め物などをご提供し、10年後・20年後も安心の質の高い治療を行っております。
『一口腔一単位の歯科治療』
当院では基本的な歯科治療はもちろん、一歯単位で診る治療ではなく、一口腔単位で診る治療を行っております。
何故なら一口腔単位で診ることにより、永く口腔内の健康を維持することが出来るからです。(永続性の確保)
以下に一口腔単位の治療のメリットをご説明致します。
●長く乗った車でタイヤだけ新しくしても、他の部品も交換しなければ快適なドライブが出来ないように、一歯だけの治療では対処療法になってしまい、根本的な問題解決が出来ません。
●口腔単位で治療を行うことにより、力のコントロール(咬合力)や炎症のコントロール(虫歯や歯周病)が可能となり、全体的なバランスが取れ、永く食生活を楽しめます。
そこで当院では、咬合紙による綿密な咬合検査などを行い、全顎的な診査・診断・治療計画を立てて治療を行うために、お一人様30分のゆったりとした診察時間を設定しております。